シックハウス診断士。
代表の今井です。
自分、「シックハウス診断士補」なる資格を持っているんですが、
その上の「診断士」になるべく、講習&試験で富山へ行ってきました。
初めて長野以北の下り新幹線に乗車。
行きは各駅停車。
長野から飯山までたった10分!
帰りは、富山からかがやきでひっと飛び。
わずか45分でした!!
富山駅前は、路面電車が走っています。
丸一日の講習と試験を通して、いまだシックハウスになりそうな住まいつくりが、はびこっている事に仰天です。
2003年に通称シックハウス法なる法律の元、クロルピリホス(農薬系)の使用禁止とホルムアルデヒド建材の使用制限、居室(LDK、寝室等)の24時間換気が義務付けられました。
ホルムアルデヒド放散量の差で、建材がランク分けされていますが、いくら最高ランクの4☆でも「ゼロ放散」では、ないんです。
一般的な複合フローリングを床下暖房や床暖房で温めれば、ホルムアルデヒドの放散量は、増え易い。
24時間、換気しているので排出すればとOK。
というのが法律です。
自分は、おかしいと思うんです。
放散しない材料を使えば、24時間換気すら必要ないのでは?
24時間換気を前面に押して
「PM2.5も取り除きます。」
「冷暖房の熱を回収して効率がいい。」
「常に新鮮な外気を取り込みます。」
のような営業マンの売り文句を聞いて、うちのモデルハウスや完成体感会にお越しになるお客様から
「換気はどうやっているんですか?」とよく質問いただきます。
「建築基準法に合った最低限の換気で十二分です。」とお話ししてもキョトンとしている方も。
そりゃそうですよね。
「24時間換気の魔法」に掛かってきているわけですから。
換気は、重要です。
ですが、換気装置は、重要でないと思います。
まずは、何よりも安全な材料で創ること。
コレがうちのポリシーです。
今日から少々辛口系のつぶやきにしていこうと昨日、講習・試験を受けて思い立ちました。
お楽しみに・・・