カラ松の里へ
代表の今井です。
先日、カラ松の里、北相木村からカラ松の家具の展示会のお誘いがありましたので、おじゃましてきました。
当社でも内装の建材として天井や壁によく使います。
赤味と節がキレイな長野県特産の材木です。
ちなみにカラ松は、「落葉松」と書きます。
プロでも「唐松」と思っている人が多いのですが、針葉樹なのに紅葉して葉が落ちる松
という意味で「落葉松」なんです。
招待客は、うちのような工務店や設計事務所さん20名弱。
間違いなく自分が、この北相木村まで一番遠かったですね。
まずは、落葉松の倒木作業を見学。
まあ、自分は見慣れていますが、初めての方もいたようです。
おっ倒れてきました。 |
オ!! |
どーーーん!! |
切り株です。
中央の赤身が沢山あります。
赤味が多いのが、北相木村の落葉松の特徴らしい。
長さ30mほど。
まっすぐ伸びるので、昔は、電柱や土木工事の杭に盛んに使用され、長野県全体が潤っていた時代がありました。
それは、過去の話で今は、なかなか使い道が見つからない材木になってしまいました。
それも20〜30年ほどの落葉松では、ねじれる、反る、狂う材料として有名なんです。
まあ杭は、ねじれても問題なく使えますが、建築材料には、不向きなわけですね。
それが、いま60年物まで伐採しております。
このぐらいになると弱点が出にくくなる材料に成長しています。
役場のある位置で標高1,000m弱!ひょえーーーーー!
雪もちらついてくる中、山の見学は、終了。