パワコンの問題点
ボス今井です。
昨日、とあるお宅へ現調(現場調査)におじゃま。
大手ハウスメーカーさんの建物ですが、
床を全面、桐にしたいという事での事前調査。
そのようなリフォームは、よくあるのですが、2階にいくと暑い!
まだ築8年。
その当時のエコポイント対象住宅ですから、
省エネ性能も上のはず。
でも暑い。
原因は、断熱性能がちょっと甘い可能性も否定できませんが、
もうひとつ確実な原因を発見しました!
このお宅、太陽光発電が設置されていますが、
屋根上の太陽電池で発電した電気は、「直流」です。
家の中で使うのは、「交流」。
そのため直流から交流に変換する機械が必要です。
これがパワーコンディショナー。通称パワコン。
これが直流から交流に変換するときに熱が出るんです。
室内置きですとその部屋だけ熱がこもってしまいます。
熱がこもると部屋が暑くなるのは、もちろんですが、
ある一定の温度以上だと壊れないためにパワコンは自動停止します。
サーモカメラで撮影すると一目瞭然。
44度も高温を発し続けています。
太陽が出ているうちは、この状態ですから
エアコンをまわしている中に暖房器具があるようなものです。
おそらくメーカーも暑くなりますよ。なんて説明なかったと思いますが、これでは、この猛暑大変だったと思います。
リフォームと合わせて何か提案してあげないといけないですね。
当社は、基本的にパワコンを外設置していますので、ご安心ください。