瓦代え6
さあ、平葺き完了です。
棟のノシ瓦もあがりましたから、これからが一番手間のかかる所。
小布施「夢の家」obuseyumenoya
2006年8月30日
瓦代え6
さあ、平葺き完了です。
棟のノシ瓦もあがりましたから、これからが一番手間のかかる所。
瓦代え5
銅線は、これから積む棟瓦の補強です。
平葺きよりも、棟を積む方が時間かかります。
瓦代え4
今は、瓦を釘で留める事があたりまえです。
2枚に1枚を留める。
耐震性もグーーーーっとUPです。
軒先の瓦は、全部釘で留めますけどね。
瓦代え3
このお宅の瓦は、「本瓦」。
一般的な瓦は、「陶器瓦」。
何が違うのか????
陶器は、素焼き(断面がオレンジ)に釉薬を掛けて色を付けています。
本瓦は、焼いて表面から芯まで真っ黒(銀黒かな?)です。
陶器瓦ですと、冷えた時に表面の釉薬の部分と素焼きの部分の収縮率に差があり、小ヒビが入る事がありました。
今では、かなり改善してますけどね。
当然、中まで同じ素材の「本瓦」は、それがない。
まあ、大昔は、この「本瓦」しかなかったんですけどね。
瓦代え2
平葺き、つまり比較的平らな部分を並べています。
このお宅は、ムクリもあり、瓦の割付が大変です。
瓦代え1
古い瓦を剥ぎ、そして、新しい防水紙を貼っています。
通常「防水紙」と呼んでますが、ほぼゴムです。
非常に防水性、シール性(小穴が開いても防水機能を保持できる)が良い。
打っている材木は、瓦を引っ掛ける「瓦桟」。
このおかげで、今の瓦屋根は昔と違い、軽くなります。
昔は、土を練って固定してましたから重いんです。
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